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Blog 2018年5月
ARTORO 『土を耕す』
2018年度 ARTORO 第2回
『土を耕す。~ところで、土ってなんだ?』
5月20日(日)、天気にも恵まれ無事開催。
今回のメインは「田起こし」。
来月の田植えに向けて、土を耕します。
まずは土をじっくり観察。
稲を育てる土のこと、
こんなに近くの足元にある土のこと、
なーんにも知らないのね、俺。
この土で出来たという土器。
小さな小さな器なのに、
大地とのつながりがものすごーく心に響く。
今回使う道具(鍬)についてもお勉強。
古代も現代も形がほとんど変わってないのね。
ちょっとしたデザインの差にみられる地方色。
なぜその形なのか、
なぜその長さなのか、
道具の形ってやっぱり深く考えられている。
いざ田起こし開始!
今回は博物館から借りてきた
文化財レベルの道具も使わせていただく。
贅沢な体験。
鉄の鍬で耕してみる。
ザックザックと掘り進める。
ちょっとぐらい固いところもザックザック。
無心で作業。
ザックザック。
木の鍬でも耕してみる。
ザッザッ。
木なので思った以上に浅い部分しか耕せない。
耕すと言ってよいのか疑問に思うほどの深さ。
でも、昔の土はもっとやわらかかんたんじゃないか?
ザッザッと掘るとたまに石にあたる。
手を止め石をどかす。
このひと手間も心の余裕につながっている?
土と向き合いながらザッザッと耕す。
おしゃべりしながらザッザッと耕す。
やってみないとわからなかった。
やってみた人じゃないと絶対わからないと思う。
木と鉄でこんなに違うのかと驚いた。
鉄の作業効率の良さにではない。
鉄は強い。
だから土を支配してしまう。
やさしさもない。
土と向き合おうともしなくなる。
ただただ無心で耕してしまう。
木の鍬で耕すと自然と土と向き合える。
自然と会話が生まれてくる。
心が優しく穏やかになる。
身体の動きも全く違う。
鉄には鉄のよさがある。
でも・・・。
ナンダコレハ?
以前道具のレクチャーしてくれた雨宮さんの言葉が
今ならものすごーくよくわかる。
http://artoro.jp/2018_01_21_series4/
木と鉄の道具の差、
これを体感できたことは、
なにかものすごーく大事なことを学んだような気がする。
土の中から出てきたドジョウたち。
きっと鉄の鍬は恐怖だっただろうね。
変わったのは道具だけじゃない。
きっと土も変わってしまった。
道具と土、切り離して考えたらいけないんだよね。
みんなみんなつながっている。
知るって大事。
体験するって大事。
心地よい労働ありがとう。
今回もすごーくよい講座となりました。
次回はいよいよ田植えです。
(伊達剛建築設計事務所) 2018年5月28日 06:44
静岡の飲食店
ちょっと障害のある子たちも一緒に塗り塗り。
彼らにもできる仕事はあるし、
彼らなりの役割は必ずある。
それを見つけてあげるのも大事なことだと思う。
こういう子たちの接客するお店、
失敗はあるかもしれないけど、
きっとほんわかした温かいお店になるんだろうな。
とりあえずオープンの日も決まったみたいだし、
出される料理も決まってきてるみたいだし、
おいしいものが出されるのは間違いないし、
もしかすると本格的なルーマニア料理
あの懐かしいママリガも食べれるかもしれないし、
楽しみだなぁ。
(伊達剛建築設計事務所) 2018年5月 1日 20:09
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