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HOME > Blog > アーカイブ > デザイン: 2016年9月
Blog デザイン: 2016年9月
コルドバのメスキータ
スペインのコルドバという街に「メスキータ」という
キリスト教とイスラム教が同居する珍しい建物がある。
この建物の広い内部には何本もの柱が立ち並んでおり、
赤と白の2重のアーチがさらに強い印象を与えている。
柱に使われている石はローマ時代の遺構も多く、
あるスペースではいろいろなデザインの石柱が混在している。
柱頭や柱脚のデザインだけでなく、
太さも違ったりする。
同じデザインの柱で構成されたスペースもあるが、
どちらが魅力ある空間かと言えば、
やっぱり混在している空間のほうが、
ずば抜けて魅力を増している。
一見同じようなデザインの柱に見えるが、
デザインや太さがよーく見ると違っているという程度が
実にいい味を出している。
この微妙な差異が奥行きに深みを与えている。
どうしても赤と白のアーチに目が行ってしまうが、
この空間の魅力には、
この微妙な差異が働いているのを、
今日手にした本の写真を見ながら気づかされた。
ちぇっ、むかーし観に行ったとき、
もっと気にして見ておけばよかった。。。
キリスト教とイスラム教が同居する珍しい建物がある。
この建物の広い内部には何本もの柱が立ち並んでおり、
赤と白の2重のアーチがさらに強い印象を与えている。
柱に使われている石はローマ時代の遺構も多く、
あるスペースではいろいろなデザインの石柱が混在している。
柱頭や柱脚のデザインだけでなく、
太さも違ったりする。
同じデザインの柱で構成されたスペースもあるが、
どちらが魅力ある空間かと言えば、
やっぱり混在している空間のほうが、
ずば抜けて魅力を増している。
一見同じようなデザインの柱に見えるが、
デザインや太さがよーく見ると違っているという程度が
実にいい味を出している。
この微妙な差異が奥行きに深みを与えている。
どうしても赤と白のアーチに目が行ってしまうが、
この空間の魅力には、
この微妙な差異が働いているのを、
今日手にした本の写真を見ながら気づかされた。
ちぇっ、むかーし観に行ったとき、
もっと気にして見ておけばよかった。。。
(伊達剛建築設計事務所) 2016年9月27日 22:36
モノと心
モノには、それを使っているだけで幸せとか、
そばにあるだけで気持ちがいいとか、
そういう特殊な感情が流れる時があると思う。
特に工業製品ではなく手作りのモノにそういうことを感じる。
作っている人の思いが伝わるからなのか、
機能的な配慮がそう思わせるのか・・・、
理由はよくわからない。
よくわからないけれど、
できるだけそういうモノを使いたい。
そういうモノがひとつでも身近にあるだけで、
ほんの少し、心が豊かになっている気がする。
できれば家もそのひとつでありたいと思う。
そばにあるだけで気持ちがいいとか、
そういう特殊な感情が流れる時があると思う。
特に工業製品ではなく手作りのモノにそういうことを感じる。
作っている人の思いが伝わるからなのか、
機能的な配慮がそう思わせるのか・・・、
理由はよくわからない。
よくわからないけれど、
できるだけそういうモノを使いたい。
そういうモノがひとつでも身近にあるだけで、
ほんの少し、心が豊かになっている気がする。
できれば家もそのひとつでありたいと思う。
(伊達剛建築設計事務所) 2016年9月20日 22:53
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