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静岡県文化プログラム『ARTORO』 第1回目
静岡県文化プログラム2017『ARTORO』
10月1日(日)、第1回目の遺構発掘体験が終了。
遺跡の発掘って刷毛とかで丁寧に行うイメージがあったけど、
実際はスコップで掘り進めてしまうんですね。
発掘って意外と大胆。
もちろんきわどいところは丁寧にやるけど、
それ以外はほとんど重労働。
遺跡発掘というより住居そのものをつくっている感じ。
ざっくり掘るところと丁寧に掘るところ、
ぼくらは作業上道具を換えたりして掘ったけど、
昔の人も道具を使い分けたのかな?
たったこれだけのことでも、
竪穴式住居は実はもっといろんな工夫でつくられていたんじゃないのか・・・
と思ってしまう。
ところで、登呂遺跡の柱って角材が使われてるって知ってました?
丸太じゃないんですよ。
わざわざ角材に製材して使ってる。
こんなことも知ると、
さらに竪穴式住居はもっといろんな工夫でつくられていたんじゃないのか・・・
と思ってしまう。
それにしてもただ掘るって思ったよりも大変。
大変だからこそ、大変さを共有するからこそ、
自然と一体感が生まれてくる。
きっと昔の人も同じ。
こういうのがコミュニティの結束力につながるんだなぁ。
大変だからこそ、祝祭とかで喜びに変換する必要がある。
労働歌とか生まれる意味もなんとなくわかる。
どこかで大変さを喜びに変換しないとやってられないよね。
祭りとかはある意味変換作業で、
それが一緒に生きる活力になっていくんだろうね。
大変さだけでもダメだし、祭りだけでもダメ。
一連の流れがあってこそ成立するんだろうな。
おもしろいなぁ。
そういえば、岐阜の白川郷の茅葺きの葺き替え作業って、
かつては村人総出でおこなってたんだよね。
で、この共同で行う作業制度を「結(ゆい)」と呼んでいたそうだけど、
なるほど、「結」とはよく言ったものだ。
大変で単純な肉体労働は人と人を結びつけるものね。
今回の作業を通してものすごーく納得。
なんて、わかったようなこと書いてるけど、
実際の作業なんてほんのわずかしかしてないのです・・・スイマセン。
今回は時間に限りがあったので、
X軸Y軸の2方向の幅50㎝ほどを試掘しただけ。
気持ちは半円ぐらいは掘り出したいなんて思っていたけど、
とてもムリ。
でも、たったこれだけ掘っただけでも深さや全体の広さがわかります。
昔の住居(竪穴式住居)は、いわば今で言うワンルームなのだけど、
だいたい現代のリビングとほぼ同じくらいの広さなんだな・・・
ってのも体感としてわかった。
昔も今も身体的なスケール感って変わらないんだね。
他にも体感してわかったことがいろいろ・・・。
知識として知るんじゃなくて体感として知るって貴重。
頭と体をフルに使ったせいか、
翌朝は妙にすっきりした朝でした。
この企画、思った以上に心身ともに健康になれそう。
そして、思った以上におもしろいです。
ちょっと興味を持った人、
2回目以降の企画もまだまだ募集していますよー。
詳細・申込はこちら → http://artoro.jp/
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(伊達剛建築設計事務所) 2017年10月 4日 09:05
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同じカテゴリの記事
一つ屋根で暮らす
最近よく聞く高気密高断熱とかではなくて
光とか風とか地形とか気候とか風土とか・・・
生きるというあたりまえのいろんな関係性から
もっと素直に
もっとシンプルに
もっとじっくり考えてみたいなぁ
もっと私たちのこの身体を軸に
私たちの住まいを創造してみたいなぁ
と思っていたら
こんな企画に関わる機会をいただきました
artoro 「一つ屋根で暮らす」
2020年にカタチにできるように
いろいろ学びながら確認しながら進んでいく予定です
とりあえず今年度の予定が発表されました
すごーくおもしろくて
すごーく貴重な経験になる予感
興味のある方、一緒にいかがです?
場所は静岡の登呂遺跡
弥生時代の代表的な遺構になります
住まいを考える上で
いろんなことをそぎおとして そぎおとして
原初的な思考で考えようとするなら
これほど適した場所を活用させていただけるなんて
またとない機会で
今からすごーく楽しみです
この話をいただいたころ
富士宮の RYU GALLERY さんから
来年の企画展「縄文DNA展」への参加の話をいただいた
まったく別の企画でまったくの偶然なのだが
弥生と縄文が同時にやって来て
これはきっと何かに導かれている気がしてならない・・・
(伊達剛建築設計事務所) 2017年9月 9日 10:08
ふじのみや・まちなかアートギャラリー
『ふじのみや・まちなかアートギャラリー』が開催されます。
富士宮の商店街の各店舗に、
いろんな作家さんがいろんな作品を展示しています。
私も『ギャラリーくぬぎ(№56)』で、
Do Arts Fujisan のグループ展に参加しております。
こちらでは「昭和」をテーマに展示が並んでいます。
昭和を知っている人の作品、知らない人の作品、
いろんな世代のいろんな昭和があっておもしろいです。
改めて昭和を見つめてみると、
新しい昭和が見えてきます。
こちらの会場は11:00~17:30です。
20日(火)と23日(金)の11:00~14:00は、
私が当番で在廊しております。
お時間ある方、遊びにいらしてください。
お茶用意して待ってます。
(伊達剛建築設計事務所) 2017年6月16日 11:42
GW
(伊達剛建築設計事務所) 2017年5月 8日 19:51
「今この場所から伝えたいこと」展
(伊達剛建築設計事務所) 2017年4月22日 10:00
未来遺産 授賞式
ユネスコの未来遺産の授賞式が行われました
でも、雨が降るのは予想できてました
ある人とある人が一緒になるとものすごい確率で雨が降るのです
偶然とは言えないぐらいのものすごい確率で・・・
この日の降水確率を見た時も
やっぱりねと
思わず笑ってしまいました
で、当日は雨
そんな雨の中、来ていただいた皆さんには感謝です
ありがとうございました
(伊達剛建築設計事務所) 2017年2月 7日 20:12