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Open door

先月静岡の流通センター内に新たな飲食店『Open door』がオープンしました

是非足をお運びください

おいしい料理と楽しいスタッフがお待ちしています

https://www.facebook.com/morisopendoor/

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笹離宮

ひさしぶりに日帰りでちょっと遠出

長野県の諏訪方面へ

目的地は笹離宮

ここにある笹葺の竪穴住居を自分の目で見たくて行ってきた



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感想は・・・

すごくいい

とてもすごくいい


何がよかったかといえば

まず、笹の葉のもっそりとした茅葺にはないふっくら感

なんとなく丸みを帯びたフォルムがかわいらしい

入口にある土器もかわいらしい演出でやさしい雰囲気が漂う

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そして一番よかったのが室内

今まで見てきた竪穴住居の中でもだんとつの居心地のよさ

ほど良い広さとほどよい高さ

竪穴住居には珍しく靴を脱いで入るのだが

それだけですごく気持ちよさがUP

靴を脱ぐから清潔感もある

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復元を目的とした建物ではないから基礎がRCであり

そのことも清潔な感じにつながっている 

床に敷かれた筵の質感もほどよく

足の裏を伝わる感触も心地よい

囲炉裏の前に胡坐をかいて座ると何時間でもそこに居れるような気もする



自分の仕事でも

手に触れるところはできるだけ質感を大事にしたいと思っているが

あー間違ってないなと思わせてくれる

床の重要性を再認識させてもらえた



笹離宮は全体もきれいで静かで落ち着いた雰囲気があり

とても心地よい場所だった

お気に入りの場所がまた一つ増えた

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左官ワークショップ

最近の仕事は新築より改修が多い

しかも部分的なセルフリノベーションも多い

今回は左官もセルフ

自分たちでできることは自分たちの手で

というスタンスで進んでいる現場。

でも、やっぱり最初は職人さんに教えてほしい。

せっかくだから、教わりたい人一緒にどうぞ、

ということで行ったワークショップ。

(もちろん助っ人募集の意味もありますよ)



普段仕事中は邪魔になってしまうので

道具のこととかいろいろ聞くこと出来ないけど、

今日はワークショップなので・・・。



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まずは使っている道具から教えてもらう。

形や大きさだけでなく厚みや素材による道具の違い、

職人の世界はおもしろい。


 

配合の仕方、ノロ(下地)の作り方、仕上材の作り方、

まるで料理。

まるで理科の実験。


材料が用意できたらいよいよ実践。




一発目で平らに仕上げる職人の技。

何十年もやってきたからこその技。

誰でも簡単に仕上がりますという素材にはない

真似のできない美しさ。

職人の世界はかっこいい。
 

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自分でやってみると難しさがよーくわかる。

普段こういうものだからと図面描いてたけど、

なぜそうなのかってやってみてはじめてわかる。

こういう体験、とっても新鮮。

こんなことをさせてもらえる現場、ありがたい。




とりあえず今日は、鏝返しが出来るだけで

なんとなく職人に近づいた気分になってる自分がいる。

鏝返し楽しい。

でも本当に難しいのは鏝板の上から先なのであるよ。

※鏝返しとは、鏝板に乗せた塗材を鏝の裏に素早く乗せる

素人でも職人気分を味わえる左官の基本技術。

クルッ、ヒョイッがついつい癖になる技。


リノベに愛を

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放水訓練ではありません。

某ビルを高圧洗浄してるとこです。

僕もデッキブラシ片手にお手伝い。

半日ぐらいしか手伝えなかったけど、

それでも関われば愛着がわきます。

やっぱり仕事には愛が必要。

すこーしづつ改修進行中です。

佐藤浩司先生

明日の国立民族博物館 佐藤浩司先生の講座に向け、

先日、先生のご自宅に伺いました。
 
先生の話を聞いていると、

人、環境、条件によって

『住まい』がこれほど違うのかと驚かされます。

自分の思っている『住まい』とは

とてもとてもとても狭いものだと思わされます。

普段設計という仕事をしていて、

『住まい』についてたくさん考えているのに、

まだまだ知らないこと、気づかないことがたくさんあるんだなと・・・。

そこにはきっと新しい可能性があると思います。

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写真は佐藤先生のご自宅をお伺いした時、

思いがけず用意してくださった昼食のカレー。


大変おいしゅうございました!


佐藤先生の講演に参加したい方はARTOROのサイトから申込お願いします。


伊豆長岡『三養荘』

今年、伊豆長岡にある旅館『三養荘』の本館がめでたく登録有形文化財となりました。

この建物は、旧岩崎久彌別邸として建てられた近代和風住宅であり、

京都の材料と職人を使った本格的な数寄屋建築です。

庭は名匠小川治兵衛の流れを汲む作庭がなされています。

ちなみに新館は村野藤吾設計の建物で、こちらも落ち着きのあるとても居心地のよい空間です。


登録有形文化財の申請に際し、実測と図面作成のお手伝いさせていただきましたが、

復元図面を描いていると、

「おっ!ここがこうなってるのか」とか、

「ここでこんなことさせようとしていたのか?」とか、

「ここでちょっと気持ち切り替えた感じだな」とか、

なんとなく設計した人の疑似体験をしているようで結構おもしろかったです。

特に、この建物は京間と江戸間が混在しているのですが、

それを意図的に使い分けしていたりと、いろんな発見もあって勉強になりました。


こういう建物は泊りでもしないとなかなかじっくり見れないけれど、

こんな見学会が企画されているようなのでご紹介します。

常葉大学土屋先生の解説付きです。

韮山反射炉や江川邸も見学するみたいです。


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