浴室
お風呂でゆっくりくつろぎたい。
これは多くの人が思っている浴室に対する願望です。
でも、浴室には他の部屋と違う明確な機能があります。
それは、裸になって体を洗うということ。
裸になるので、浴室内の温度差対策には注意が必要になります。
また、手すりの設置や滑りにくい床素材の選択等にも配慮したい点です。
浴室を2つに大別するとユニットバスと造作とがあります。
ユニットバスは、浴槽・床・壁・天井など工場でつくられたものを現場で組み立てるだけのもの。
浴槽とトイレが同室に混同しているものと思われがちですが、そうではありません。
メリットとしては、防水性が高い、安価に入手可能、取替えがラク、工期短縮などが挙げられます。
それに対して造作浴室は従来の現場でつくりあげていく浴室のこと。
メリットはオリジナルの気に入った浴室ができることです。
どちらがよいかは人それぞれですが、掃除のしやすさだけで考えるとユニットバスの方が・・・。
でも、ゆっくりくつろぐことをメインとするなら、
オリジナルでつくりあげた浴室のほうがいいんじゃないかなと思います。
たとえば、こんな感じの窓から坪庭が眺められるお風呂はいかがでしょう。
これは多くの人が思っている浴室に対する願望です。
でも、浴室には他の部屋と違う明確な機能があります。
それは、裸になって体を洗うということ。
裸になるので、浴室内の温度差対策には注意が必要になります。
また、手すりの設置や滑りにくい床素材の選択等にも配慮したい点です。
浴室を2つに大別するとユニットバスと造作とがあります。
ユニットバスは、浴槽・床・壁・天井など工場でつくられたものを現場で組み立てるだけのもの。
浴槽とトイレが同室に混同しているものと思われがちですが、そうではありません。
メリットとしては、防水性が高い、安価に入手可能、取替えがラク、工期短縮などが挙げられます。
それに対して造作浴室は従来の現場でつくりあげていく浴室のこと。
メリットはオリジナルの気に入った浴室ができることです。
どちらがよいかは人それぞれですが、掃除のしやすさだけで考えるとユニットバスの方が・・・。
でも、ゆっくりくつろぐことをメインとするなら、
オリジナルでつくりあげた浴室のほうがいいんじゃないかなと思います。
たとえば、こんな感じの窓から坪庭が眺められるお風呂はいかがでしょう。
階段 ②
階段は空間の演出にはとても効果があります。
たとえば、リビングから見える位置に配置された階段は、
2階とのつながりを強め、空間が広く感じれるようになります。
階段に腰掛けてくつろぐこともでき、階段に楽しさが加わります。
蹴上板をなくして段板のみの階段にすると、視線が抜けてよりスッキリします。
また、階段の段差を利用してちょっとした空間をつくると、
他の室とのつながりを持ちながらも、落ち着いた場所として活用することもできます。
階段を上り下りする際の楽しさをより高めようと思い、こんな演出をしたこともあります。
それは、階段下の収納の光が蹴上部分のパンチングメタルを通して得られるようにし、
まるで星を散りばめたような感じを楽しもうというものです。
これは、ただ光の演出効果のためだけではなく、収納の換気の役割も兼ねています
このように階段もいろいろな楽しみ方があります。
どういう階段にするかで、空間の楽しさを増すこともできます。
ただ上り下りするだけの目的でなく、
階段もまたできるだけ空間の演出効果を高めるような計画をしたいと思っています。
たとえば、リビングから見える位置に配置された階段は、
2階とのつながりを強め、空間が広く感じれるようになります。
階段に腰掛けてくつろぐこともでき、階段に楽しさが加わります。
蹴上板をなくして段板のみの階段にすると、視線が抜けてよりスッキリします。
また、階段の段差を利用してちょっとした空間をつくると、
他の室とのつながりを持ちながらも、落ち着いた場所として活用することもできます。
階段を上り下りする際の楽しさをより高めようと思い、こんな演出をしたこともあります。
それは、階段下の収納の光が蹴上部分のパンチングメタルを通して得られるようにし、
まるで星を散りばめたような感じを楽しもうというものです。
これは、ただ光の演出効果のためだけではなく、収納の換気の役割も兼ねています
このように階段もいろいろな楽しみ方があります。
どういう階段にするかで、空間の楽しさを増すこともできます。
ただ上り下りするだけの目的でなく、
階段もまたできるだけ空間の演出効果を高めるような計画をしたいと思っています。
階段 ①
階段には直階段、曲り階段(L型、U型etc)、螺旋階段などの種類があります。
直階段はすっきりしていてとても効率的ではありますが、
急勾配なほど危険性は高まり、転ぶと一気に下まで転げ落ちてしまう可能性があります。
回避の方法としては、緩勾配にしたり中間に踊り場を設けたりする方法があります。
曲り階段、特にU型のタイプは目にすることが多い階段で、
プランを考える際には計画しやすい階段でもあります。
階段下を収納にした場合、まとまった空間をつくれるという利点もあります。
螺旋階段は見た目も楽しく、空間の演出にはとても効果がある階段です。
が、実際に上り下りしてみるとわかるのですが、思いのほか目が回ります。
荷物を抱えての移動も難があります。
どのタイプの階段にするかは、それぞれの長所短所を考慮して選択する必要があります。
いずれにしても階段は住まいの中でも最も事故が多い場所のひとつでもありますので、
安全性については最重視しなければなりません。
直階段はすっきりしていてとても効率的ではありますが、
急勾配なほど危険性は高まり、転ぶと一気に下まで転げ落ちてしまう可能性があります。
回避の方法としては、緩勾配にしたり中間に踊り場を設けたりする方法があります。
曲り階段、特にU型のタイプは目にすることが多い階段で、
プランを考える際には計画しやすい階段でもあります。
階段下を収納にした場合、まとまった空間をつくれるという利点もあります。
螺旋階段は見た目も楽しく、空間の演出にはとても効果がある階段です。
が、実際に上り下りしてみるとわかるのですが、思いのほか目が回ります。
荷物を抱えての移動も難があります。
どのタイプの階段にするかは、それぞれの長所短所を考慮して選択する必要があります。
いずれにしても階段は住まいの中でも最も事故が多い場所のひとつでもありますので、
安全性については最重視しなければなりません。
キッチン ②
キッチンのスタイルには空間のつながり方から大きく分けて3つあります。
完全に室として独立した空間として設けられたクローズドキッチン。
リビングやダイニングと一体の空間として設けられたオープンキッチン。
リビングやダイニングとの間の腰壁に軽い仕切りがあり、
上部がつながっている空間として設けられたセミオープンキッチン。
そして、キッチンのワークトップの配列にもいくつかの種類があります。
I型、L型、U型、アイランド型、ペニンシュラ型、カウンター式(対面式)など。
最近多いのはセミオープンキッチンのカウンター式。
視覚的に領域がわかるキッチンで、
リビングやダイニングにも目を配りながら料理ができるタイプです。
でも、リビングやダイニングに背を向けた配置であっても、
窓から料理をしながら外の景色を眺められるようなタイプも個人的にはいいなと思っています。
カウンター式のメリットのひとつとして、
リビングやダイニング側から洗い物が見られにくいという点が挙げられますが、
あるお客さんはこんなことを言っていたのを思い出します。
「リビングやダイニングに背を向けたような配置にしたい。
だって洗い物などは見られやすくなってしまうかもしれないけど、
その方がキッチンをきれいにしようと心掛け続けることができるから。」
料理をしているところをメインで考えがちですけど、
片付けが上手にできるように配慮するのもキッチンの大事な要素なんですよね。
完全に室として独立した空間として設けられたクローズドキッチン。
リビングやダイニングと一体の空間として設けられたオープンキッチン。
リビングやダイニングとの間の腰壁に軽い仕切りがあり、
上部がつながっている空間として設けられたセミオープンキッチン。
そして、キッチンのワークトップの配列にもいくつかの種類があります。
I型、L型、U型、アイランド型、ペニンシュラ型、カウンター式(対面式)など。
最近多いのはセミオープンキッチンのカウンター式。
視覚的に領域がわかるキッチンで、
リビングやダイニングにも目を配りながら料理ができるタイプです。
でも、リビングやダイニングに背を向けた配置であっても、
窓から料理をしながら外の景色を眺められるようなタイプも個人的にはいいなと思っています。
カウンター式のメリットのひとつとして、
リビングやダイニング側から洗い物が見られにくいという点が挙げられますが、
あるお客さんはこんなことを言っていたのを思い出します。
「リビングやダイニングに背を向けたような配置にしたい。
だって洗い物などは見られやすくなってしまうかもしれないけど、
その方がキッチンをきれいにしようと心掛け続けることができるから。」
料理をしているところをメインで考えがちですけど、
片付けが上手にできるように配慮するのもキッチンの大事な要素なんですよね。
キッチン ①
キッチンの設備機器には、既製品を設置する場合とオリジナルでつくったものを設置する場合があります。
いったいどちらがよいのか?
結果からいえば、どちらでもよいです。
どちらにも長所と短所があり、どちらにするかはお客様の好みとなります。
たとえば既製品の場合、
計画の際にイメージがしやすく、納期も短いというメリットがあります。
種類によっては低価格で入手できるというのも魅力のひとつです。
それに対してオリジナルでつくった場合、
自分の好きなようにつくれるので、色も形も自由にその空間にぴったり合ったキッチンにできます。
機能を限定して使いやすさを追求することもできます。
価格が高くなりがちですが、つくり方次第では安く抑えることも可能です。
いずれを採用するにしても、キッチンは毎日使う場でもあるので、
料理をすることが楽しくなるようなお気に入りの場になるようにしたいですね。
写真はオリジナルでつくったキッチンの一例です。
端を少し折り曲げたような平面形態で、
リビングやダイニング側からは覗かれにくいようにしています。
ちょっと囲われたような感じもあって居心地の良い場所にもなりました。
いったいどちらがよいのか?
結果からいえば、どちらでもよいです。
どちらにも長所と短所があり、どちらにするかはお客様の好みとなります。
たとえば既製品の場合、
計画の際にイメージがしやすく、納期も短いというメリットがあります。
種類によっては低価格で入手できるというのも魅力のひとつです。
それに対してオリジナルでつくった場合、
自分の好きなようにつくれるので、色も形も自由にその空間にぴったり合ったキッチンにできます。
機能を限定して使いやすさを追求することもできます。
価格が高くなりがちですが、つくり方次第では安く抑えることも可能です。
いずれを採用するにしても、キッチンは毎日使う場でもあるので、
料理をすることが楽しくなるようなお気に入りの場になるようにしたいですね。
写真はオリジナルでつくったキッチンの一例です。
端を少し折り曲げたような平面形態で、
リビングやダイニング側からは覗かれにくいようにしています。
ちょっと囲われたような感じもあって居心地の良い場所にもなりました。
マテリアル相環
素材の関係性を視覚的にわかりやすく示すことができないか?
もしかしたら色相環のように表すことができるのではないか?
と思って、こんなものをつくってみました。
名付けて 『マテリアル相環』
もちろん一概には言えませんが、
隣同士は組合せしやすいし、
対角線上の関係にあるのは組合せしにくい気がします。
どんな素材を扱うか、どういうふうに組み合わせるのか、
僕なりのひとつの目安です。
もしかしたら色相環のように表すことができるのではないか?
と思って、こんなものをつくってみました。
名付けて 『マテリアル相環』
もちろん一概には言えませんが、
隣同士は組合せしやすいし、
対角線上の関係にあるのは組合せしにくい気がします。
どんな素材を扱うか、どういうふうに組み合わせるのか、
僕なりのひとつの目安です。
How to について
ここでは家づくりに関することを記していきます。
気づいたこと、気になったこと、感じたことなど
家づくりのヒントになるようなことを
いろいろな角度から少しづつ読み解いていこうと思います。
気づいたこと、気になったこと、感じたことなど
家づくりのヒントになるようなことを
いろいろな角度から少しづつ読み解いていこうと思います。
1